2011年11月8日火曜日

【特別寄稿】大宮勘一郎「フリードリヒ・キットラー追悼」

本欄にて掲載しておりました、大宮勘一郎氏によるフリードリヒ・キットラー追悼文「“Media and media system lay hid in night. Gods said: ‘Let Kittler be’ and all was light.”」は、増補改訂版が『思想』2012年3冊号へ収録されたことにともない、公開を停止しました。こちらもご参照ください。

【最新刊/重版中】柄谷行人『「世界史の構造」を読む』


『「世界史の構造」を読む』
柄谷行人=著

「震災後に読む『世界史の構造』」、書き下ろし150枚収録。

『世界史の構造』刊行以降の思想の深化を踏まえ、3.11大震災・原発事故により新たに直面した状況に対応して、いち早く著者自身によって読み直された『世界史の構造』をめぐる思考の軌跡。大澤真幸、苅部直、岡崎乾二郎、奥泉光、島田雅彦、佐藤優、山口二郎、高澤秀次らとの、『世界史の構造』をめぐる徹底討議七本を併録した、決定版『世界史の構造』リーダー。

《私は本を出版した後、それに関してこんなに多くの談話をした経験がない。自著について語るのはいつも億劫であった。しかし、『世界史の構造』の場合はちがっている。多くの依頼があり、私もそれを進んで引き受けた。その理由の一つは、私自身に話したい気持ちがあったからだ。『世界史の構造』では、全体の構成上のバランスをとるために、思索していた多くの事柄を省略するほかなかったのである。だから、私はそこでは十分に論じられなかったことを、座談や講演において語ろうとした。その意味で、本書は『世界史の構造』を補完するものである。》(あとがきより)

2011年10月20日刊行
★第2刷=2011年11月15日出来予定

四六判上製382頁
定価:本体2,400円+税
装幀:間村俊一
写真:港千尋
ISBN978-4-900997-33-2

▼目次

『世界史の構造』梗概

第I部

震災後に読む『世界史の構造』
 I 神の国
 II 哲学の起源
 III アジールと災害ユートピア
 IV 自然と人間
  1 人間と自然の交換関係
  2 エコノミーとエコロジー
  3 マルクスとクラウジウス
  4 グローバリゼーションと環境理論
 V 帝国主義と新自由主義
  1 帝国
  2 ネーション
  3 ファシズム
  4 資本の専制
  5 足尾銅山鉱毒事件

第II部

未来について話をしよう(苅部直との討議)
資本主義の終り、アソシエーショニズムの始まり(大澤真幸、岡崎乾二郎との討議)
生産点闘争から消費者運動へ(高澤秀次、すが秀実との討議)
交換様式論の射程(奥泉光、島田雅彦との討議)
遊動の自由が平等をもたらす(大澤真幸、苅部直、島田裕巳、高澤秀次との討議)
協同組合と宇野経済学(佐藤優との討議)
イソノミア、あるいは民主主義の更新(山口二郎との討議)

あとがき