2011年1月13日木曜日

【ご案内】平倉圭『ゴダール的方法』刊行記念イヴェント、第2弾

以下のレクチャーを開講いたします。

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『ゴダール的方法』(インスクリプト)刊行記念レクチャー
平倉圭
「ゴダールを解体する──『ゴダール・ソシアリスム』分析から出発して」

2011年2月27日(日)18:00〜20:00(開場17:30〜)
青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山

『ゴダール的方法』からゴダールへ、ふたたび。「本書の分析は、今年80歳を迎えたゴダールが全身で突入しつつあるデジタル化された映画経験の新たなプラットフォームに接続されている」と結ばれる2010年の書物『ゴダール的方法』の「方法」を携えて、2010年の最新監督作品『ゴダール・ソシアリスム』へと再接続する。本書では扱われなかった最新作の分析から開始し、ゴダール作品における「フォルム」を解体する。高解像度「編集台」で展開される、その映画‐分析‐パフォーマンスを「目撃」されたい。

★同店にて、1月下旬よりブックフェア「平倉圭=選 視‐聴覚的思考を更新するための50冊+α──『ゴダール的方法』のコンテクスト」、2月上旬より展示「GODARD'S METHOD(S) UNFOLDED」を開催。

平倉圭(ひらくら・けい)
1977年生。芸術論、知覚論。横浜国立大学講師。著書に『ゴダール的方法』(インスクリプト)。共著に『美術史の7つの顔』(未來社)、『ディスポジション』(現代企画室)。論文に「識別不可能性の〈大地〉──ジル・ドゥルーズ『シネマ2*時間イメージ』」(『思想』999号)ほか。今後の仕事として、“広い意味での「ダンス」の研究”に専心予定。http://hirakurakei.com/

入場料:800円
定員:100名
予約受付は、青山ブックセンターオンラインストア、あるいは同書店本店にて。

http://www.aoyamabc.co.jp/event/2011/jlg/

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この講座では『ゴダール・ソシアリスム』を取り上げますが、かならずしも事前にご覧になっていることがご参加の前提とはなりません。ただし、開催日(2月27日)まで東京で上映が続いているかがわかりません東京での上映は2月4日(金)までです(1/19修正)。レクチャーを聴けば観たくなるのは必定(証言その1その2)ですので、できれば今から一度はご覧になっておくことをお薦めします。『ゴダール・ソシアリスム』は、日比谷TOHOシネマズシャンテにて上映中(くわしくはこちら)。

ひと月半ほど先のイヴェントですが、そういうわけで早めにご案内しております。予約方法が少しく厄介で恐縮ですが(電話予約は受け付けておりませんので…)、ぜひご参集ください。

2011年1月12日水曜日

【ご案内】「平倉圭選50冊+α」ブックフェア@ジュンク堂新宿店、開催中 


ジュンク堂書店新宿店(7F)にて、ブックフェア「平倉圭=選 視‐聴覚的思考を更新するための50冊+α──『ゴダール的方法』のコンテクスト」が開催中です。フェアはすでに始まっておりましたが、ようやく選書したアイテムが揃いましたので、あらためてご紹介いたします。


「『ゴダール的方法』のコンテクスト」と銘打っておりますが、映画本はほとんど並んでおりません。ギリシャ古典から2011年1月の最新刊まで。画集とか図鑑(!?)とかもあったりします……。


特製パンフレット(非売品)も配布しております。A5判8頁。現時点でこのジュンク新宿のみで配布しております。選書したそれぞれについて平倉によるショートコメント付き。この選書の並びをご覧になっただけではなにがなにやらかもしれませんので、コメントをぜひお読みいただきたく。

なお、50冊のうちの4点は版元品切れのため並んでおりません。「+α」はDVD2点。1点は近日中に棚に置かれますが、もう1点は書店さんのほうで取り扱い不可とのこと。それがなにかは、パンフをご覧ください。


なお、このブックフェアは今月末より青山ブックセンター本店でも開催予定です。あらためてご案内いたします。

【おまけ】

上掲の写真のとおり、平倉選書フェアの隣には順に、「開かれた〈思想〉:ショッピング/パターン」フェア、「臨床現象学」フェアが開催。それぞれ、『思想地図β』(コンテクチュアズ)刊行記念、河本英夫『臨床するオートポイエーシス』(青土社)刊行記念。前者は書店員さんによる、後者は青土社さんによる選書。


この3つのフェア、微妙に「共振」している点にご注目いただきたく。たとえば『思想地図β』の第二特集のある論考の註に挙がっている本が、平倉選書に入っていたり、などなど。


「臨床現象学」フェアでは選書リストも配布されています(A5判4頁)。『現代思想』新(!)編集長によるコメントを抜き書きしておきます。《臨床現象学とは、臨床現場へ果敢に切り込んでその桎梏と停滞を突破しつつ、翻って自らの理論的根拠である現象学それ自体を解体と更新のモメントに曝しつづける、動的なプロセスそれ自体を指します。臨床現象学──思わず口ごもり、唇端にささやかな違和を残すその名前は、この新たな学が、臨床と現象学という既存の枠組みを取り払い、全く新しい「現場」で胎動を始めた証左でありましょう。》


すこし離れた人文書売場では「佐々木中選書フェア」も開催。この「すこし離れ」具合、なんとも言えません……。「佐々木中氏による厳選ブックガイド」も配布中(A5判8頁)。「無断複製・転載歓迎」とありますね。ちなみに、平倉選書と2点だけ重複しています。それがなにか知りたい方は、ぜひジュンク新宿へ。


なぜか四谷アートストゥディウムの案内も発見。


満員御礼。多謝。

なお、すべての写真は書店さんの許諾のもとに撮影しております。為念。

【ご案内】旦敬介『ライティング・マシーン』刊行記念イヴェント

旦敬介著『ライティング・マシーン──ウィリアム・S・バロウズ』の刊行を記念して、以下のトークイヴェントを開催いたします。ぜひご参集ください。

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旦敬介『ライティング・マシーン──ウィリアム・S・バロウズ』刊行記念
ライティング・マシーン、バロウズ──ビートのハードコアを読み解く
旦敬介×小池桂一トークショー

2011年1月20日(木)19:00〜(開場18:45〜)
青山ブックセンター本店内・Aスペース

[書店さんによるイヴェント紹介文]
旦敬介さんの新刊『ライティング・マシーン──ウィリアム・S・バロウズ』をめぐる、アート・コミックのカリスマ・小池桂一氏との対話。従来のバロウズ観を塗りかえるこの新作をめぐって、バロウズをこよなく愛する二人が、ラディカルかつスピリチュアルなトークを展開!

[プロフィール]
旦敬介
作家、翻訳家。小説『逃亡篇』やバルガス=リョサ『世界終末戦争』、ガルシア=マルケス『愛その他の悪霊について』『誘拐の知らせ』、ソル・フアナ『知への賛歌』他、ラテンアメリカ文学を中心に多数の翻訳がある。

小池桂一
漫画家。1976年のデビュー作『ウラシマ』で史上最年少の第12回手塚賞受賞。サイケデリックで哲学的な作風は熱狂的なファンをもつ。作品に、『G』、『かたじけない』、『ウルトラヘヴン』、『HEAVEN'S DOOR』ほか。

料金:800円(税込)
定員:45名
予約などはこちらを:
http://www.aoyamabc.co.jp/event/2010/638/

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管啓次郎さんがこのイヴェントについてブログで紹介くださっているので、引用:

さて、1月。早くもありえなかったことが起こります。青山ブックセンター本店での旦敬介と小池桂一の対話! 旦くんの快著『ライティング・マシーン』刊行記念。バロウズをめぐる、めくるめくトリップ感覚いっぱいの話が聞けそうです。
小池くんが人前で話をするのは一世紀に一度(かそこら)のできごと。たちまち予約が埋まること必至です。全員集合しましょう! 立ち見もジーザス、じゃなくて、辞さず。
なお、まだ誰もその姿を知らない小池くんとぼくの共同プロジェクトも、今年上半期にはかたちをとる見込みです。これも驚嘆を約束します。お楽しみに。
ではまずはABCで。冬を熱くすごす最良の方法です。
http://monpaysnatal.blogspot.com/2011/01/abc.html